【卵子凍結その①】適性検査にいってきた〜香川則子先生のお話が貴重すぎる件〜

【卵子凍結その①】適性検査にいってきた〜香川則子先生のお話が貴重すぎる件〜

はろー、いろんな記事が更新途中ですみません。でも、今どうしてもこのリアルタイムで残しておきたいことがあるんだ。卵子凍結の適性検査にいってきたよって話だよ。ただ、この話については、わたしの覚束ない語彙力でうまく説明できるのだろうか、と不安を残しながら文字を綴ります。本当に本当に、わたしが適性検査を通して香川先生からお聞きしたお話が「人として超貴重な意見」だと思ったから、どうしても残しておきたくてブログ更新します。はじめに断りを入れておきますが、わたしが残す文章は決して卵子凍結を推奨する内容ではありません。

それでは、レッツゴー(*今後、YouTubeにも動画を上げる予定です。)

 

marie
marie

今回の記事は、卵子凍結の『制度やしくみ』ではなく、まずは卵子凍結に関する『考え方・捉え方』についてメモします。

▼東京大学院工学部の講義で香川先生の話を聞き、卵子凍結の実状を知る

正直ベースの話を聞き、わたしは『卵子凍結』を秒で決意する

この卵子凍結に関する話するにあたって、わたしの考えを事前に話しておく必要がありますよね。わたしは、小さい頃から『子を産み、育て、自立させること』を自分の生きる目標にしています。だけど、あいにくわたしは恋愛というものがあまりうまくできなくて、目標としている「子を産む」は難しいかなぁ、とずっと考えていました。だから「育て、自立させる」という点において、少しでも子育てに携わることができたら、自分の目標には近づけるかなぁ、と日々妄想をしています。もちろん、まだ体的には産むことができる状態なので、自然妊娠への希望は捨てていません。ただ、わたしにとって旦那さんをつくるということはとてもハードルが高くて、自然妊娠が叶わなかったときのことを考え、常に複数の選択肢を頭のなかに置いています。

そんなわたしが、東京大学院の講義にもぐりをしていたときに、ゲストスピーカーとして登壇されたのが京大博士の香川則子先生。まずとても美人すぎて初見でびっくりする。結構な衝撃を受ける。こんな研究者がいるのか、世の中すげぇって普通になりました。で、この香川先生が、まじでまじで綺麗ごとばかりではなく『正直ベース』で話をしてくれた。きっと、大衆向けではないかもしれない、学生向けだからこそできる言葉選びやアドバイスをしてくれて、わたしは香川先生から以下のメッセージを受け取った。

1.わたしたちの精子や卵子は、歳とともに弱っていく

2.精子や卵子が元気なうちにとっておき、保存する技術がある

3.卵子凍結の技術は日本で開発された(ホント?)だが、日本では長らく許可がなされなかった(世界的にはイギリスやアメリカが実例として先行している)

4.「不妊だから卵子凍結をする」という年齢では、もはや時すでに遅し

5.元気なうちに精子や卵子を採っておけば、将来人生の選択肢が広がるよ

 

一般的な家庭のイメージとして、父は外で働き、母は家で家事と子育て、だった時代が大きく変化をしていく今、「結婚をする」「出産をする」「家庭をもつ」「仕事をする」「出世をする」ということが、男女ともに当たり前ではない時代になってきた。男だから出世するとか、女だからお嫁にいく、とか、もちろん生物学的なことはあるにせよ、性別を理由にしたライフステージのあり方がどんどん変容してきている。そして、今のこの社会は「出産適齢期」と「一番キャリアが育まれる時期」がみごとにバッティングするようにできている。私は、キャリアや年齢をぜんぜん気にしてないが、香川先生のお話を聞いて『これ、めちゃめちゃ社会問題やん』とハッとした。学校を卒業して、会社に入り、一生懸命実績を積んで人間関係も構築し、仕事のやりがいや自分の成長を感じながら、もっとやれる!もっと頑張りたい!って思い始めたときに『適齢期』というタイムリミットが差し迫ってくる。産休や育休を考えて自分が抜ける穴を考えて調整が必要だし、自分が戻ってきたときの居場所に確証はない。それでも「今しか産めない」「いつ埋めるかわからない」という思考が、人生の大事なタイミングに否応なく登場し、その人自体のせいではなく生物学的な問題で人生を選択しなければならない。キャリアをとって出産を先延ばしにする人もいれば、出産をとってキャリアから離れる人もいる。もちろん、どちらも実現している人だっているけど、それは誰でもできるほどそう容易いことではない。実際、この選択のはざまで苦しんでいる人がたくさんいるんだと思う。

ちなみに、アメリカやイギリスでは女性のキャリアアップをフォローするために、企業が福利厚生の一つとして卵子凍結の助成金を出したり、大学の卒業祝いとして卵子凍結をプレゼントするなど、女性の人生が出産によるタイムリミットで制限されないよう、卵子凍結技術が幅広く活用されているんですって。

わたし自身、自分の年齢や出産リミットなどが気にしていないフリをしていても頭の片隅にじっと居座っていた。だから、せめて卵子を凍結することができれば、自分自身をささやかながら安心させてあげられるような気がして、卵子凍結を決意したのでした。

卵子凍結はクソ高い。だけど生物学的な障壁を越える貴重な技術

そもそも卵子凍結って何?とお思いの方も多いかと思いますが、正直わたしもよくわかっていないまま進んだ。簡潔に述べると、卵巣を刺激してよい状態の卵子を取り出し(体内で卵子を成熟させる方法もあれば、体外で成熟させる方法もあるとのこと)、使いたいときがくるまで冷凍保管しておく技術です。保管しておいた卵子は、注射器で精子を受精させてまたお腹のなかに戻して妊娠する流れなようです。(間違っていたらごめんなさい、分かり次第修正します。)

大々的な手術が必要なものではないけれど、薬の服用や注射、採卵時は麻酔をしてお医者さんに卵子を採ってもらうという作業が発生します。自分で注射をする作業もあり、痛いのが苦手な人は辛い模様。卵子凍結にかかる費用としては、最初に卵子を採取する費用、そして卵子を保管する費用が発生します。おおよそ80万円くらいが現状の日本では卵子凍結にかかる費用として考えられている模様。(わたしは低価格プランを検討中)それにしてもクソ高いよね、泣けちゃう。

marie
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それでも私は、どうにかバイトでもなんでも頑張るから、卵子凍結したいって思ったのでした。稼ぐぞー!おー!!

▼適性検査を受け、改めて『自分で決めること』の恐怖を知る

『幸せになる権利』は誰にでもある。性別で決めらない生き方を

わたしは香川先生のお話を聞いた翌日にさっそく適性検査を申し込み、『すぐにでも卵子凍結したい!お金ないけどがんばる!』みたいな勢いで卵子凍結を決意した。実際に適性検査をしたとき、改めて香川先生と直接お話をすることができた。このとき、香川先生から卵子凍結だけにとどまらない『人が自分を生きる選択肢、自分を幸せにする権利』についてものすごく大切な意見を聞くことができた。これ、わたしだけに留めるんじゃなくって、とにかく少しでも多くの人にシェアしなきゃって思ったので、このように文字を綴ります。

香川先生曰く、「女の子だから別に進学しなくていい」「男の子だから家を背負わなきゃいけない」という古典的な文化への違和感があったのだそう。もし性別による役割の差別化が当たり前の世界で暮らしていたら、本来『その人が望んでいること、適正のある得意なこと』ではないことを無理やり強いられ、できないこと・苦手なことに対してずっと「できない自分」を責め続けるかもしれない。わたしたちは社会がつくった固定概念のなかで生きているから、特に人と違うことや社会的イメージからズレたときに、周りから批判されたり、軽蔑の目で見られかねない。

marie
marie

(ちょっと小話)香川先生と話しをしているときに、『女性の権利』について話が挙がった。しかしそもそも、「女性の権利を主張する前に、まず男性の権利確立してあげなくちゃならない。」とのご意見。男性だって「男だから働け」「金を稼いで家を支えろ」的なイメージを押し付けられているよね、って。「違う性になったこともない人が、自分の性の価値観を相手に振りかざすのは違うよね〜」というご意見、ごもっともだと思った。まじで好き、香川先生。

卵子凍結は、あくまで『その人のやりたいこと』が年齢や性別、タイミングによって妨げられないようにサポートする技術なんだということが理解できた。決してみんな産もうねー!とか、ホイホイ卵保管しようぜー!とか、そういうことを推奨しているわけじゃない。わたしたちは、一人一人自分の人生をどう生きたいかを考えることができ、そのために行動を起こすことができる。卵子凍結技術は、その選択肢の一つとして存在している。大事なのは、いいか・悪いかじゃなくて、やりたいか・やりたくないか、だ。

私たちは、もっと「自分のため」に行動してよい

きっと私たちは、自分の人生を自分の望み通りに歩みたいと思っている。だけど、『あなたはどうしたいの?』という質問をされると、正直わたしは怖くなった。誰のせいでもない、人に強いられたわけではない「自分の選択」にどこまで覚悟があるのだろう。『本当にわたしはこの人生を望んでいるのだろうか』と自問自答するしかなかった。

だけどわたしたちは、きちんと自分の幸せを理解し、自分の意思でなりたい自分を叶え、自分のために行動をもっと起こしていいんだと思った。正直、「誰かのせい」「仕方なかった」そうやって選択しているほうが、精神的には楽かもしれない。「自分の幸せがわからない」という人も多いと思う。だからこそ、わたしたちは自分が思っている以上に、自分の人生についてもっとよく考え、自分のためにもっとアクションを起こしていいんだと思う。

別に、あえて自分自身で選択するのを避け、「他責」にしたい人は、そういう人生を歩めばいいと思う。どんな生き方をしようと、それは本人の自由だ。だけどわたしは、この世界が思っている以上に『自分を幸せにするために行動をしても大丈夫』な星であると感じたんです。あくまで卵子凍結は一つの例だけど、自分の人生を自分の選択で生きる人を応援したい、香川先生からそんなメッセージをわたしは受け取った。しっかりとそのメッセージを、つないでいきたいと思う。

▼次のステップは卵巣の状態を整えること

といいましても、わたくし子宮関係難あり系オンナ

わたくし、昔から子宮系は諸々問題がございまして、また症状別でまとめますが、いろいろと弊害を抱えているんですね。ダイエットによる高校生からの生理不順や、ここ1年は謎の慢性出血と月経過多、コアグラ(血の塊)の大襲来など、まぁ子宮関係が落ち着かない。ということで、まずは卵巣の状態を確認したり、そもそも妊娠ができる体の状態なのかをチェックするなど、事前の土台を整える作業に専念(後日追記:これなくなったw)します。とても高いワクチンを打ったり、なんたりしなくちゃいけなくなりそう。うーーーーーーーーん、まじで自然妊娠を願いたい。だけど見えないパートナーとの出会いに賭けていられないから(もしいい人が現れたらとっ捕まえにいく)、わたしは卵子凍結へのステップを歩んでいきます。

▼今後の展開▼

卵巣の状態を正しながら、同時にお金を貯めて卵子凍結を進めていきます。医療機関や香川先生にも許可を取りながら、YouTube動画にもしていく所存です。ではまた!